2010-01-01から1年間の記事一覧

初らも

ガダラの豚 1 (集英社文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/05/01メディア: 文庫購入: 59人 クリック: 1,426回この商品を含むブログ (212件) を見る 中島らもを初めて読みました。日本の新興宗教から密教の没我体験から、アフリカの呪術…

紀泉の山を歩く。

山中渓から雲山峰を歩く。大阪から和歌山に踏み入れながら歩いている感じです。もう秋の空気。涼しくてらくらくです。

妖精さん

KYOKO (集英社文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 集英社発売日: 1998/12/15メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (12件) を見る 幼い頃にダンスを習った沖縄米軍基地の男、ホセを捜しにアメリカに渡った21歳の女の子、キョウコ、クールでタフ…

中秋明月祭大阪2010

難波宮で土日に行われた、「中秋の明月祭」これは毎年やっていたのかな?今年初めて行ってみました。なかなか盛況でしたが、なにせ今年は暑い。小一時間で退散しました。

創作書道

久々に書いた毛筆作品。

うまい

豆助 西宮北口店ジャンル:ダイニングバー住所: 西宮市高松町11-10 シャトレ西宮 1Fこのお店を含むブログを見る | (写真提供:joejoe101)個室 居酒屋 お魚と豆富 豆助 西宮店をぐるなびで見る | 西宮の居酒屋をぐるなびで見る | ぐるなびでネット予約する…

西本智実はハンサムだ。

西宮芸術文化センターに大阪センチュリー交響楽団演奏、西本智実指揮の「ロミオとジュリエット」を聴きにいきました。演奏会形式ながら、後ろに小舞台が設置されて、結構激しい演技をしていた上、字幕付きだったのでよく理解できました。バレエ音楽の雰囲気…

思考できないものを思考する。

フーコー思想の考古学作者: 中山元出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2010/04/09メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る フーコーの前期著作を中心に解説した本です。前半は『狂気の歴史』に結実する思想を中心に取り扱い、後半はカ…

あったかもしれない世界

五分後の世界 (幻冬舎文庫)作者: 村上龍出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1997/04/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 137回この商品を含むブログ (149件) を見る 太平洋戦争終結後、地下にもぐった旧日本軍が地下世界でゲリラ抗争を続けており、地上の日本…

ジェダイの騎士?

「山羊と男と男と壁と」を観ました。米軍にあった秘密組織で超能力開発を行っていた部署があった、という設定です。本当にあったのかもしれません。その訓練の様子はかなり滑稽です。ヨーガやダンス、心理実験がごちゃ混ぜになっており、部隊のシンボルはフ…

巧みな指導法

変声期と合唱指導のエッセンス―授業で聴かせたい変声の様子作者: 竹内秀男出版社/メーカー: 教育出版発売日: 2009/07/01メディア: 大型本 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る 変声期の指導についてこれだけ詳しく説明している本を読んだことが…

暑さは相変わらずだが。

歌唱・合唱指導のヒント こんなときどうする?【音楽指導ブック】作者: 富澤裕出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2010/07/31メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 主に小学生を相手にした合唱指導の実際を中心に執筆されていま…

アウトレットモール三田

初めてアウトレットモール三田に行って来ました。岡本から500円でいけるバスが出ていて、有馬経由で行きました。

キャタピラー

十三のナナゲイに観にいきました。すさまじい内容です。戦争から帰って来た夫は両手足と声を失っていました。村の軍神に祭り上げられた夫を支える銃後の貞淑な妻、寝ることと食べること以外何もできない夫の世話を続ける妻の姿が描かれます。戦争の残酷な一…

数の力

数の魔力――数秘術から量子論まで作者: ルドルフ・タシュナー,鈴木直出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/05/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (9件) を見る 「数」にまつわる様々な事柄が9つの章に書かれています。数式…

新しい伍子胥

呉越春秋 湖底の城 第一巻作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/27メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見る 伍子胥というと、楚に復讐を果たし、越を破ったにも関わらず、呉王夫差に疎まれ、自殺させられた不…

三国志 第八巻作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/09/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る

第八巻では、曹操や劉備、関羽、張飛などの三国志の有名人が次々と亡くなっていってしまうちょっと寂しい巻です。そのような中でも宮城谷氏のすばらしいところは、そうした有名人ばかりを取り上げず、いわば脇役たちの姿を生き生きと描くところです。 宮城谷…

過去の中国へ

孟嘗君と戦国時代 (中公新書)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/05/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見る こちらは紀元前の戦国時代。群雄割拠の中で、君主以上に尊敬され、中国の実質上の…

現代中国女工哀史作者: レスリー・T.チャン,Leslie T. Chang,栗原泉出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/02/01メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (4件) を見る

中国東北地方にルーツを持つ、アメリカ在住のジャーナリストである著者が、発展を続ける中国の最下層を支えている女性の出稼ぎ労働者を取材した本です。といっても外国人が批評的に劣悪な条件で働く労働者に同情的に、あるいは社会正義を振りかざして書いて…

ガールフレンドエクスペリエンス

今日はテアトル梅田に行って来ました。火曜日がメンズデイで1000円です。そんなんばっかですが、安く観られるのはありがたいことです。このホールもナナゲイに負けないくらい狭くて鄙びた感じですが、ナナゲイと同じく、面白い映画がかかります。なぜか…

老人と海

第七芸術劇場に「老人と海」を観に行きました。ナナゲイは月曜日がメンズデーで1000円なのです。 与那国島の漁師町をひたすら映す、ドキュメンタリー映画です。何かを訴えるために作られた映画ではなく、淡々と事実を映した、ドキュメンタリーの原点のよ…

大阪天満宮

國學院大學夏季講座に行って来ました。 「柳田國男と折口信夫」國學院大學名誉教授 岡野弘彦先生 「和紙の歴史」奈良国立博物館館長 湯山賢一先生 の二本立ての講義でした。 岡野氏は折口晩年の弟子で、最後の7年間を共に過ごされたそうで、面白いエピソー…

小説家の目

夏から夏へ (集英社文庫)作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/06/25メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (20件) を見る 大阪世界陸上の400Mリレーを中心に、朝原、末續、高平、塚原を追ったドキュメンタリー。『一瞬の風…

ジブリ新作

「借り暮らしのアリエッティ」を観ました。映画館は人がいっぱいでさすがに映画の日です。エレベーターで窒息しそうでした。 監督が宮崎駿ではない、ジブリの次世代作と期待されていましたが、期待通りの映画だったと思います。スピード感とか、緊張感はたと…

三部作完結

誰もが聖書を読むために (新潮選書)作者: 鹿嶋春平太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1995/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 読む順番が前後しましたが、鹿嶋氏の聖書シリーズ三部作を読了しました。『誰もが』…

日本人と宗教。

神とゴッドはどう違うか (新潮選書)作者: 鹿嶋春平太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログを見る Godを「かみ」と訳してしまったのは間違いだった。日本人にとって神とは、目に見えない力を…

ことばの世界

考える人 2010年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/07/03メディア: 雑誌購入: 224人 クリック: 3,537回この商品を含むブログ (104件) を見る 村上春樹のロングインタビューが掲載されています。三日間に渡る本当のロングインタビューです。…

それぞれの在日

母――オモニ――作者: 姜尚中出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/06/04メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (19件) を見る 小説仕立てになった、 姜尚中氏の自伝です。主に母親の一生を中心に扱っています。一口に「在日」といって…

阪堺線を撮りに。

昼から自転車に乗り、阪堺線を撮りにいきました。炎天下を走るのは気持ちいいです。阪堺線が存続の危機らしいですが、併走してみて確かに経済的な意味ではちょっときついかなと思いました。JRや南海線が併走しているし、バスも走っているし、自動車渋滞の…

欧米の理論

聖書の論理が世界を動かす (新潮選書)作者: 鹿嶋春平太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 日本人が欧米、特にアメリカを理解するために聖書の世界観を知らなければならないということを分かりやすく…