キャタピラー

 十三のナナゲイに観にいきました。すさまじい内容です。戦争から帰って来た夫は両手足と声を失っていました。村の軍神に祭り上げられた夫を支える銃後の貞淑な妻、寝ることと食べること以外何もできない夫の世話を続ける妻の姿が描かれます。戦争の残酷な一面を描いているのですが、何か滑稽感も漂う、不思議な作品です。