新しい伍子胥

呉越春秋 湖底の城 第一巻

呉越春秋 湖底の城 第一巻

 伍子胥というと、楚に復讐を果たし、越を破ったにも関わらず、呉王夫差に疎まれ、自殺させられた不遇の人物と理解していますが、これから宮城谷昌光がどのように伍子胥を描いてくれるのか、とても楽しみです。一巻ではまだ伍子胥がどのような人生を歩むのか明らかではありません。ゆっくり長く続けてほしいです。
 それにしても毎日暑いです。読書しながらあまりの暑さに眠ってしまうこともしばしば。読書には向かない季節です。