映画

ヘルタースケルター

ヘルタースケルターを観ました。欲望が商品として消費されていくというのはこういうことだと突きつけられるような作品です。 全身を整形して完璧な美女になった主人公リリコは、トップアイドルに登りつめますが、整形の後遺症で身体に異変が出てきます。後輩…

絵がきれい

ストーリーは原作の「グスコーブドリの伝記」と、その元の作と言われている「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」が混じっている上に、全体は「雨ニモマケズ」の精神で貫かれ、ブドリの妹ネリが賢治の妹トシに見立てられているようです。原作ではネリは農…

アメイジング・グレイス

奴隷船の船長だった男が回心して神を讃える歌、アメイジング・グレイス。でもその船長が主人公ではなく、奴隷船禁止法を作ろうと努力する一人の政治家ウィリアム・ウィルバーフォースのお話です。時はフランス革命前夜。アメリカもそろそろイギリスの手に余…

チャップリン

ダンシング・チャップリンを観ました。草刈民代と監督であり夫の周防正行の舞台挨拶があるということで、大変な大入りで、立ち見まで出ていました。髪をおだんごにした女の子とその母親という、バレーをやっているんだろうなという二人連れが圧倒的に多かっ…

本物の威力

「ハーモニー」という韓国映画を観ました。女囚を収監する監獄で合唱団が生まれ、心の交流が生まれるお話です。実話が元になっていて、撮影も実際の刑務所を使ったといいます。死刑制度について考えさせられる映画でした。終わったあと、泣いてしばらく呆然…

ジェダイの騎士?

「山羊と男と男と壁と」を観ました。米軍にあった秘密組織で超能力開発を行っていた部署があった、という設定です。本当にあったのかもしれません。その訓練の様子はかなり滑稽です。ヨーガやダンス、心理実験がごちゃ混ぜになっており、部隊のシンボルはフ…

キャタピラー

十三のナナゲイに観にいきました。すさまじい内容です。戦争から帰って来た夫は両手足と声を失っていました。村の軍神に祭り上げられた夫を支える銃後の貞淑な妻、寝ることと食べること以外何もできない夫の世話を続ける妻の姿が描かれます。戦争の残酷な一…

ガールフレンドエクスペリエンス

今日はテアトル梅田に行って来ました。火曜日がメンズデイで1000円です。そんなんばっかですが、安く観られるのはありがたいことです。このホールもナナゲイに負けないくらい狭くて鄙びた感じですが、ナナゲイと同じく、面白い映画がかかります。なぜか…

老人と海

第七芸術劇場に「老人と海」を観に行きました。ナナゲイは月曜日がメンズデーで1000円なのです。 与那国島の漁師町をひたすら映す、ドキュメンタリー映画です。何かを訴えるために作られた映画ではなく、淡々と事実を映した、ドキュメンタリーの原点のよ…

ジブリ新作

「借り暮らしのアリエッティ」を観ました。映画館は人がいっぱいでさすがに映画の日です。エレベーターで窒息しそうでした。 監督が宮崎駿ではない、ジブリの次世代作と期待されていましたが、期待通りの映画だったと思います。スピード感とか、緊張感はたと…

オーケストラ

一日は映画の日ということで、例によって映画館へ。梅田スカイビル4階のガーデンシネマで上映中の「オーケストラ」を観てきました。 党の方針に逆らったということで首になったロシアの指揮者がかつての仲間を集めて、ボリショイオケをかたってパリ公演をす…

のだめ完結

昨日は映画の日だったので、「のだめカンタービレ」の後編を観に行きました。原作に結構忠実に作られていましたが、時間の関係でしょう、のだめのエジプト逃避行はカットされていました。また、ミルヒーがいい奴になっていて、これは原作のわがままぶりを発…

二本立て

ついたちは映画の日だということで、元旦から映画館へ。そう考える人は多いようで大変な人出でした。昼に「のだめカンタービレ」を観て、夕方に「キャピタリズム・マネーは踊る」を観ました。マイケルムーアによる相変わらずの体当たり取材。滑稽感が漂いま…

ターミネーター4

今回の作品は「審判の日」も後の世界が描かれています。ターミネーターの前シリーズとの整合性ばかりに拘泥するよりも、新しいシリーズとして楽しむのがよいと思います。ただ、なつかしいターミネーターや様々な名前が登場するので、その辺は前作を知ってい…

おっぱいバレー

昨日の話です。「おっぱいバレー」を観に行きました。ふざけた題名ですが、内容は結構感動物です。実話が元になっているらしいですが、どこまで実話なのか気になりました。それにしても男子中学生の気持ちを引っ張るには「おっぱい」以上に強力な武器はない…

釣りキチ三平

昨日の話ですが、釣りキチ三平の試写会を見てきました。原作では三平は結構生意気なキャラだった記憶があるのですが、天真爛漫なかわいい男の子になっていました。幼なじみの「ゆりっぺ」がいなかの女の子の格好はしているのですが垢抜けていてかなりミスマ…

エレジー

新聞で紹介記事を見て、観てみたいと思って観ました。30歳年下の教え子と本当の恋に落ちてしまう大学教授のお話。舞台はアメリカ。この教授はこれまでにたくさんの女性と関係をしてきたプレイボーイのようで、結婚・離婚もしていて息子がいる。20年来の…

二本立て

なんばパークスに「チェ28歳の革命」と「チェ39歳別れの手紙」を観てきました。さすがに2本はしんどかったです。内容もドキュメンタリー調の映画ですから、かなり単調ではあります。ほとんどは森の中でゲリラ戦を行っている様子が描かれています。しか…

デトロイト・メタル・シティ

昨日は映画の日だったので、なんばに映画を観に行きました。「20世紀少年」とどちらか迷っての選択。結果は上々でした。期待を裏切らないコメディでした。気分転換におすすめ。

グーグーだって猫である

猫がかわいいというそれだけの理由で観たような映画です。猫は言い表せないほどかわいかったです。内容もまあまあよかったです。

おくりびと

納棺師を主人公した映画です。観る前から面白そうだなあと思っていたのですが、予想以上に面白かったし、感動しました。実話を基にして描いた作品ということで、迫力がありましたね。現代の日本人は死に触れる機会がまずほとんどありません。そのためか死を…

崖の上のポニョ

観てきました。恒例の映画の日(笑)。あの歌が頭から離れません。映画館で売り出していたCDはすでに売り切れでした(笑)。ところで、ポニョという名前は友達になる男の子が付けてくれるのですが、本名はブリュンヒルデというようです。ここで連想するの…

ドラゴンキングダム

ジャッキー・チェンとジェット・リーが夢の共演をしているカンフー映画です。そう書くだけでわかるように、極めて単純、爽快、痛快で面白かったです。深みを求めてはいけません(笑)。一応、主人公は他にいるのですが、ジャッキーとジェット・リーが活躍す…

ザ・マジックアワー

三谷幸喜監督の最新作を見てきました。前回の「ザ・有頂天ホテル」の時も思いましたが、映画館とは思えない爆笑ぶりで、ほとんど舞台でした。書きすぎると面白くなくなるので、内容は書きません(笑)。今日は初めてマルイの最上階にある映画館に行きました…

「ラフマニノフ」を観ました。ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの生涯を扱った映画です。ソ連より亡命後、アメリカで成功を収めつつ、作曲ができなくなってしまった苦悩を描いている「現在」に、ロシアで過ごしている時代のセルゲイの過去がフラッシュ…

「カンフークン」を観ました。もう少しアクションのある単純明快なものを期待していましたが、子ども向けのドラマ映画でした。