2009-01-01から1年間の記事一覧

秋山

南海紀見峠駅で下車、岩湧山を目指す。住宅街を抜けると林道に入る。林道は舗装された道で歩きやすい。越ヶ滝で林道に分かれ、山道へ入る。そこもしばらくは舗装された道だが、徐々に山道らしくなってくる。ダイヤモンドトレールに合流する、岩湧山三合目ま…

遠い日の

父・こんなこと (新潮文庫)作者: 幸田文出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1955/12/27メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (55件) を見る 幸田文が露伴を看取る様子を綴った「父」。「こんなこと」では父との様々な思い出が語られる。…

日本の知性

翻訳と日本の近代 (岩波新書)作者: 丸山眞男,加藤周一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/10/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 11回この商品を含むブログ (36件) を見る 丸山真男・加藤周一という日本の最高の知性が対談する、翻訳にまつわるお話。…

日本が亡びる?

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る 衝撃的な書物でした。ある意味では分かっていることを、ちゃんと説明…

ひさびさ

山宣作者: 西口克己出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2009/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 山宣(やません)とは、日本が泥沼の戦争に足を突っ込む少し前、治安維持法の刑の上限が無期懲役または死刑へと改悪されることに議会…

池上さん、頭いい!

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)作者: 池上彰出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 23人 クリック: 287回この商品を含むブログ (127件) を見る 週間こどもニュースでお父さん役を長くしていた池上さんの「話し方」講…

なぜ山へ登るのか

孤高の人(上) (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/03/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 50回この商品を含むブログ (64件) を見る孤高の人(下) (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1973/03/01メディ…

本も山

銀嶺の人(上) (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1979/05/29メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 女流登山家のお話です。女性クライマーがまだ少ない頃、日本の主な山を登った二人の女性はヨーロッパの…

夏山はしんどい

阪急六甲駅から歩いて、長峰堰堤から登り、摩耶山へ到着。市ヶ原、布引の滝を経てJR新神戸駅、阪急三宮から帰りました。5時間半くらいかかりました。夏はやっぱり疲れる。

マーケットプレイスの中にあるトルコ料理店に行きました。カレーと豆のスープがおいしかったです。

天保山

サントリーミュージアムに観に行ってきました。音声ガイドが千と千尋で千尋の声をしていた柊瑠美。さらに詳しい説明をジブリスタッフがしてくれるという分かりやすい解説でした。レイアウトというのは映画の設計図のようなものらしく、様々な指示が書き加え…

ハード登山

JR比良駅は湖西線で近江舞子の一つ手前の駅で、うちからするとほとんど旅です。ガイドブックによると駅からバスが出ていて、ロープウェイ乗場で下車し、そこからリフトに乗り換える、のはずだったが、どうやらガイドブックが古すぎたらしく、駅に着くと、「…

花火で

大阪城公園でひっそりと花火をしました。蚊の襲撃に備えての完全武装花火。

夏本番

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/02/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 60回この商品を含むブログ (100件) を見る 日露戦争が現実味を帯びてきた頃、対ロシア戦の寒冷地での戦闘を想定して、八甲田山の雪…

お台場

これは大きいです。間近で見るとさすがに圧巻。やるな連邦軍。

人の心は難しい

子供とのかかわりに生かすカウンセリング・テキスト作者: 佐谷力出版社/メーカー: ほんの森出版発売日: 2000/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 現場の実践に基づいたお話で、大変わかりやすいです。全ての大人に読んでほしいですね。著…

ターミネーター4

今回の作品は「審判の日」も後の世界が描かれています。ターミネーターの前シリーズとの整合性ばかりに拘泥するよりも、新しいシリーズとして楽しむのがよいと思います。ただ、なつかしいターミネーターや様々な名前が登場するので、その辺は前作を知ってい…

折口学

折口信夫――いきどほる心 (再発見 日本の哲学)作者: 木村純二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る 折口信夫の思想について羅列的に説明していくのではなく、折口自身の性格…

移動読書

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)作者: 小川洋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/13メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (91件) を見る 電車の中で読むのにはちょうどよい長さの本でした。ブラフマンと名づけられた生き物と「創作者の…

母校へ

昨日は新幹線で東京へ。久々に母校へ行きました。前を通りかかることはありましたが、キャンパス内に入るのは卒業以来だと思います。この日はサークルの指導者30周年記念ということで、様々な世代の卒業生が集まっていました。学生だった友人が仕事してい…

長崎〜雲仙〜阿蘇

長崎は今日も雨。雲仙、阿蘇は涼しかったです。大阪の暑さはたまりませんね。

阿房列車

阿房列車―内田百けん集成〈1〉 ちくま文庫作者: 内田百けん出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/10/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (57件) を見る 内田百けん(門構えに月)先生が目的もなくただ列車に乗る紀行文。友人の…

中尾彬

京都でもルーブル美術館展が開かれています。こちらは絵画ばかり、しかも17世紀に絞った出展です。目玉はフェルメールの「レースを編む女」。フェルメールの絵は小さいから、展覧会で混むと大変です。ちかくまで行って観てみると、枕のようなものからはみ…

夏らしくなってきた

午後6時から7時まで大阪城公園から川沿いへ出て天満橋方面へ行き、中之島の方までうろうろと走ってきましたが、あまりの暑さにふらふらしました。だんだん夏らしくなってきました。走りに関しては暑さに弱いので、朝夜に走ることとします。日中は自転車に…

ルーブル美術館展

中之島にある国立国際美術館に行きました。新しく開通した中之島線の渡辺橋駅からすぐです。以前はどこから行くにもアクセスが不便できらいな美術館でしたが、かなり行きやすくなりました。ちょうどルーブル美術館展がやっていて、この中之島では特に子ども…

奇岩

初めて屯鶴峰へ行きました。真っ直ぐ突っ切ったのですが、なかなかハードでした。

阿房登山

机に向かっての作業ばかりだと体は疲れないが、神経が参って閉口する。それでも最近は集中力がめきめきと回復して効率は悪くない。脳の現在の回転は列車にたとえるなら、準急くらいである。最も回復したら快速くらいであろう。しかしこれは何も一般人が普通…

読書の指針

心と響き合う読書案内 (PHP新書)作者: 小川洋子出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/02/14メディア: 新書購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見る 読みたい本がまだまだたくさんあるのに、こういういい読書案内を読んでしまうと、ま…

記憶の底へ

f植物園の巣穴作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/05/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (84件) を見る 梨木香歩の新作です。今まで以上に異界感たっぷりで、初めのうちはいったい夢なのか現なのか、過…

戦争の足音

小説 鶴彬―暁を抱いて作者: 吉橋通夫出版社/メーカー: 新日本出版社発売日: 2009/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 本名喜多一二、柳名鶴彬。反戦詩人として生き、1938年、29歳という若さで亡くなった人です。川柳をプロレタリ…