お役立ち本たち。

古典基礎語辞典

古典基礎語辞典

ことば遊び辞典

ことば遊び辞典

発達障害白書〈2012年版〉

発達障害白書〈2012年版〉

『古典基礎語辞典』はタミル語語源説を元に編集された新しい古語辞典です。大野晋氏が亡くなってしまい、遺作となった辞典です。大野氏というと、玄人の間ではとくに評判の良い『岩波古語辞典』で有名です。今回の辞典は用例が豊富で、読みたくなる辞書です。ことばの意味を一対一対応で覚えるということの愚かさを思い知らされます。
『新版ことば遊び辞典』は丸谷才一氏の本より教えられました。しゃれや、なぞなぞ、回文など、あまり本には載っていないような、日常会話に出てくる軽口が集められています。こういう会話の潤滑油のようなことばがどんどんなくなって、早く正確に伝わることばばかりが重視されていくとき、何が失われていったか、この辞典を読みながら時々吹き出しつつ思います。
発達障害白書2012』こういう本があるんだなあというのが正直な感想です。様々な角度から発達障害について調べています。学校には必携かもしれません。