陸奥へ
僕の祖母が数え年102歳で亡くなりました。父が喪主ということで、僕も岩手県一関市に行きました。東北の風習なのか通夜の前に遺体は焼かれ、お骨になってから通夜、葬儀でした。血縁の葬儀に出るのは初めてでした。ほとんどこちらにまで帰ることがなかったので、知らない人ばかりでしたが、自分の親戚がどういう人か分かって貴重な体験でした。何でも僕は亡くなった祖父に似ているそうです。祖父は僕が生まれる前に亡くなっているので、実感が湧きませんが、何かに繋がっているという感覚は悪くないですね。
それにしても田舎だからなのか、葬儀が盛大で宴会はいつ果てるともなく続きました。故人が大往生のため、しめっぽい雰囲気はありませんでした。百歳生きるって偉大なことです。明治生まれですからねぇ。
お墓からお寺を眼下に望む。なぜかうちの墓はやたらと高いところにありました。ここに小さな頃に来たことはかすかに覚えています。
おまけ。一関駅にあった、中尊寺金色堂の模型。金色堂を観たかったのですが、観光で来たわけではないので今回は断念。
初めて乗った、東北新幹線。
帰りがけに見た、鼻の長い電車。
行きは新幹線を乗り継ぎましたが、帰りは仙台から飛行機で帰りました。空港線の電車と飛行機。
主人公のロバート・ラングドンは前作よりもタフなキャラクターになっている気がしました。アクションも多く、かなり無理をさせられます。前作同様、キリスト教や異教の象徴が様々なヒントとなって謎が解かれていきます。そういうのが好きな僕にはたまりません。さらに今回は彫刻と建築に豆知識が集中していました。最後の最後まで黒幕が分からないので、一気に読みたくなります。