独身的?

 ツタヤでDVDを二本借りてきて連続で見てしまいました。疲れました(笑)。一本目は『ヒトラーの贋札』二本目は『ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛』。『ヒトラーの贋札』は映画を観に行き損なったものです。実話が元になっているだけに、映画は淡々と進んでいくのに最後まで引っ張られます。残虐な場面は少ないのに、人間は何て残酷なことができるのかと改めて恐ろしくなります。贋札作りの名人が基本的に悪党で、正義漢ではないのに、底にある人間への思いから、贋札作りを遅らせてナチス崩壊を密かに進めていくところは静かですが、スリルのある闘いです。どうしようもない極限状況で時には汚い手も使いながら、しかし生き抜き、ごぶしを上げずに闘う。大人の闘いです。
 『ナルニア』は前作を映画で観て失望し、しかし続きが気になるので観ているというものです(笑)。前作よりもいい感じがしました。原作をあまり気にせずに観るのがいいようです。アスランがなかなか出てこないのが、この作品のポイントで、そこはよく描けていると思いました。
 DVDを観て、大阪城公園をジョギングすると、もう明日の大会仕様になっていました。帰ってきて実に久々に銭湯に行きました。独身の時はよく行ったものです。