読書法

遅読のすすめ

遅読のすすめ

 ゆっくりと読むことの効用を存分に書いた本です。たくさん、早く読むことを褒め称える風潮に違和感を感じる著者が、様々な作家を参照しながら、ゆっくり読むことの意味を読書への愛情を込めて語ります。著者も言うように、読書法はそれぞれが自分に合った方法を身につければよいのであって、正解があるわけではありません。また、仕事をしながら読書をする読書人の生き方を様々な人を紹介しながら語ります。