昨日の続き

 グラバー園大浦天主堂は省略し、島原は雲仙へ。それにしてもグラバー園下の海岸がとても整備されていて驚きました。

 普賢岳の噴火で被災した、旧大野木場小学校。その時はすでに全員避難していて被害者はなかったそうです。あの噴火から17年が経っていますが、今でも山頂は200℃あり、堆積した土砂を取り除く作業が続いています。

 砂場の枠が炭化しています。また、鉄棒が曲がっています。

 校舎がその当時のままに保存されています。この校舎は熱風を浴びただけで、火砕流や土石流は途中の山に当たって、小学校に直撃していません。それでもこの被害です。

 小学校の隣に観測所を兼ねた資料館があります。屋上から現在の普賢岳を望む。

 緑色のは土石流を食い止めるための柵。実際の大きさは3メートルあるそうです。


 山からずっと降りて海の方へ行くと、被災した家屋を移築して展示してある資料館があります。家が完全に土砂に埋まっています。

 「がまだすドーム」普賢岳の噴火を詳しく紹介し、火山一般の知識も得られます。長崎県が作った施設です。ゲーム形式なども取り入れながら、子どもたちでも興味を持てるように作ってあります。展望台からは普賢岳とその向かい側には有明海が見渡せます。

 がまだすドームから普賢岳を望む。

 島原城です。

 船で熊本に渡ることができます。

 船内はこんな感じです。高級感があります。