首が

 朝から淀川にツーリングしてきました。淀川は道も広くていいのですが、車やバイクが入れないようにところどころに関門が設置されています。自転車や歩行者は狭い金属製の柵みたいなところを通って行くのですが、ここを自転車に乗ったまま通り抜けるのは至難です。とくに僕のようなビンディング初心者にとっては転倒の危険ありです。また、淀川はjogしている時には平坦な道だと思っていましたが、自転車だと結構衝撃があります。普通の道路の方が衝撃は少ないです。
 ところで、ビンディングにもだんだん慣れてきました。ママチャリと違うところは、止まるときに横に足を着いて自転車を傾けて止まることはできないということ。頭では分かっていても、慣れるのにしばらくかかりました。落ち着いて左足の靴をペダルから外し、サドルから前へ下りて、自転車をまたいだままで停止。走り出すときも、サドルにお尻を乗せる前に右足で踏んで動きだし、サドルにお尻を乗せ、スピードがついてから左足をペダルにはめる。
 それから首が痛くなりました。村上春樹がエッセイの中でそんなことを書いていたことを思い出しつつ、体感しました。自転車に覆い被さるように乗るため、普通に乗ると目線は下に向くことになります。しかしこれだと前が見えないので、首を甲羅干しをしている亀のように前に向け、前方を見続けなければなりません。しかもスピードが出るので、相当前方を意識しないと危険です。それにしても速度が出ます。正直怖いです。特に車道を走っている時は、横から何かが飛び出したら絶対に助からないスピードが出るので、思い切って上げられません。
 淀川では見知らぬ自転車乗りから「おはようございます」と爽やかに挨拶を頂きました。