夭折の天才

 大阪芸術大学の特別演奏会に行って来ました。指揮は小松一彦。貴志康一生誕100周年ということで、第二部は貴志康一プログラム。行脚僧・花売娘・風雅小唄という合唱曲と大管弦楽のための交響組曲「日本スケッチ」を聞きました。貴志康一は28歳で亡くなった作曲家です。1909年大阪生まれで、ヨーロッパに3回渡って勉強しています。ベルリンフィルと自作自演を行うなど、大活躍しています。とんでもない才能を持った天才だったようです。こんなに若くして亡くなって残念です。「日本スケッチ」はスピード感があって面白い曲でした。